「2006年他のJクラブと比較してみる経営実績」の第2回目、
今回は営業収入の前年との比較を見ていきます。
この数字を見ることによって、
前年と比べて、売上を伸ばしたのか減らしたのか、
を見ることができます。
今回は、前年との比較で、金額の多寡ではなく、
伸び率の大きい順に並べています。
では、見てみましょう。
元となるデータは、
経営数値については、Jリーグの公式ページに掲載されていた、
データを元にしています。
2006年度(平成18年度)Jクラブ個別経営情報開示資料《Jリーグ公式 PDF》
カテゴリーと順位については、経営数字とあわせて、
2006年度のものを使っています。
【2006年度Jクラブ営業収入前年比較ランキング】 (単位:百万円)
※増減比率の大きい順に並べています。
| No |
クラブ名 |
2005年数値 |
2006年数値 |
増減額 |
増減比率 |
|
| 1 |
ヴァンフォーレ甲府 |
670 |
1,343 |
673 |
200% |
決算詳細 |
| 2 |
横浜FC |
642 |
1,195 |
553 |
186% |
決算詳細 |
| 3 |
サガン鳥栖 |
428 |
705 |
277 |
165% |
決算詳細 |
| 4 |
川崎フロンターレ |
1,913 |
2,780 |
867 |
145% |
決算詳細 |
| 5 |
アビスパ福岡 |
1,220 |
1,575 |
355 |
129% |
決算詳細 |
| 6 |
浦和レッズ |
5,805 |
7,078 |
1,273 |
122% |
決算詳細 |
| 7 |
大分トリニータ |
1,502 |
1,800 |
298 |
120% |
決算詳細 |
| 8 |
モンテディオ山形 |
582 |
665 |
83 |
114% |
決算詳細 |
| 9 |
ザスパ草津 |
518 |
586 |
68 |
113% |
決算詳細 |
| 10 |
水戸ホーリーホック |
310 |
341 |
31 |
110% |
決算詳細 |
| 11 |
京都サンガ |
2,058 |
2,230 |
172 |
108% |
決算詳細 |
| 12 |
鹿島アントラーズ |
3,156 |
3,381 |
225 |
107% |
決算詳細 |
| 13 |
徳島ヴォルティス |
596 |
636 |
40 |
107% |
決算詳細 |
| 14 |
ジェフ千葉 |
2,722 |
2,887 |
165 |
106% |
決算詳細 |
| 15 |
大宮アルディージャ |
2,242 |
2,376 |
134 |
106% |
決算詳細 |
| 16 |
アルビレックス新潟 |
2,639 |
2,793 |
154 |
106% |
決算詳細 |
| 17 |
FC東京 |
3,168 |
3,299 |
131 |
104% |
決算詳細 |
| 18 |
名古屋グランパス |
3,720 |
3,801 |
81 |
102% |
決算詳細 |
| 19 |
ベガルタ仙台 |
1,607 |
1,609 |
2 |
100% |
決算詳細 |
| 20 |
サンフレッチェ広島 |
2,304 |
2,267 |
▲ 37 |
98% |
決算詳細 |
| 21 |
ガンバ大阪 |
3,418 |
3,361 |
▲ 57 |
98% |
決算詳細 |
| 22 |
清水エスパルス |
3,077 |
2,986 |
▲ 91 |
97% |
決算詳細 |
| 23 |
湘南ベルマーレ |
733 |
709 |
▲ 24 |
97% |
決算詳細 |
| 24 |
ジュビロ磐田 |
3,890 |
3,717 |
▲ 173 |
96% |
決算詳細 |
| 25 |
横浜Fマリノス |
4,822 |
4,559 |
▲ 263 |
95% |
決算詳細 |
| 26 |
コンサドーレ札幌 |
1,254 |
1,177 |
▲ 77 |
94% |
決算詳細 |
| 27 |
セレッソ大阪 |
2,311 |
2,108 |
▲ 203 |
91% |
決算詳細 |
| 28 |
柏レイソル |
3,874 |
3,244 |
▲ 630 |
84% |
決算詳細 |
| 29 |
ヴィッセル神戸 |
1,876 |
1,362 |
▲ 514 |
73% |
決算詳細 |
| 30 |
東京ヴェルディ |
3,077 |
2,143 |
▲ 934 |
70% |
決算詳細 |
[NOTE]
愛媛は、Jリーグ入りが2006年であり、前年の数値が公表されていないため、上記の表から除外しています。
ベガルタについてみてみると
前年とほぼ変わりがありません。
売上を大幅に伸ばすためには、
J1昇格しかないのでしょうか。
確かに入場料収入の大幅アップは、
ユアスタのキャパシティの問題があって難しいでしょうが、
それ以外の部分での努力が必要となってくるのでしょう。
他のクラブを見てみると
前年より売上を伸ばしたクラブは、
J1に昇格した、甲府(1位)、福岡(5位)、
J2で優勝した横浜FC(2位)、J2で4位に躍進した鳥栖(3位)
J1で優勝争いをした川崎(4位)などです。
それぞれチームが好調だったことが、
売上増に結びついているようです。
意外だったのは、J1に昇格した京都(11位)の伸び率が、
あまり大きくないことです。
スポンサーからの安定的な収入に頼っていることが、
原因なのでしょうか。
逆に減らしているクラブのワースト3は、
東京V(30位)、神戸(29位)、柏(28位)です。
J2降格の影響がもろに出ているようです。
やはり、J1のクラブにとって降格することが恐怖なのが分かりますね。
それと、増減額で言うと、浦和(6位)が12億も、
前年よりも増やしています。
1つのクラブでこれだけ売上を伸ばしているのは、
とても立派だと思います。
次回は、広告料収入について見ていきます。
この連載シリーズの 目次です。
2006年他のJクラブと比較してみる経営実績
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