普段サッカークラブのフロントの人達の
話を直接聞く機会というのはあまりありません。
29日の日曜日、昨年、暴力事件や、J2陥落、主力選手の離脱など
多くの困難を体験した柏レイソルの
サポーターズカンファレンスがあると聞いたので、
柏までいってきました。
会場の柏市民文化会館についたときには
もう既に始まっていました。
観客席は、7,8割の入り。
キャパが、1500人ぐらいなので、
1000人を越える人たちが集まってたんじゃないでしょうか。
壇上ではレイソルの小野寺社長が、大型スクリーン使って、プレゼン中。
クラブの基本コンセプトだとか、
愛されるクラブ作りとか、
サポーターとの双方向のコミュニケーションとか、
綺麗なことばが社長の口から発せられていました。
オフィシャルの議事録はこちら
でも、なんかこちら側に訴えかけてくるものがない。
なんでだろうと観察していたら、気づきました。
社長が全然観客席を向いていない!
そう、視線は、スクリーンの方を向いてばっかりいて、
1割も観客席の方を向いてしゃべってないのです。
確かに、J2陥落や主力選手の流出など、
サポーターの不満が溜まっている状況下で、
サポーターから発せられるプレッシャーが怖いのは人間としてわかります。
だけど、そこで進んで矢面に立たなければならないのが社長の仕事でしょ?
プレゼンの中で、昨年の反省として
「ひとつになれなかったこと」を挙げているのであれば、
お互いの視線合わせて、信頼感を醸成していくことが大事でしょ?
「これじゃ、美辞麗句並べたところで、説得力がないよな。
どこに向かって、誰に対してメッセージを伝えたいんだろう?」
そんなこと考えながら、聞いていました。
続いてGMの竹本さんの話。
社長と同様に、スクリーンを使って、
新しいスタッフ・選手などの説明を。
こちらは社長よりはましで、3割ぐらいかな、
観客席の方を向いていたのは。
まだ社長よりは、この場でやらなければならないことを
理解している感じがしました。
その後休憩を挟んで、パネルディスカッション。
サポーターの代表者として、パッパラー河合さんや
地元CATVのパーソナリティーの人や地元財界の人の質問をして、
社長、GM、そして事業統括部長がそれに答えていく形をとってました。
ここでは、河合さんが「昨年のこと蒸し返して申し訳ないんだけど、
早野監督なんで早めに辞めさせなかったの?」などを
いい感じで、笑いを取って、
サポーターのガス抜きの役割を果たしていました。
その後サポーターからの質問も受け付けて、
フロントの方々が答えていました。
そのときは、さすがに質問者の方を向いて社長も回答してました。
それでも、できれば、受けた質問の回答を、
質問した当人だけに向かって返すのではなく、
会場に来ている人たちに向けたメッセージとして、
広く訴えかけるようにしてもらいたかったなと思ってます。
この日が、レイソルにとって、
2回目のサポーターズカンファレンスとのこと。
まだまだ、サポーターとフロントの
対話・双方向のコミュニケーションも始まったばかりといえるでしょう。
今後、社長の顔の向きがどのように変わっていくか、
より多くのサポーターに向けてコミュニケーションをとっていけるか、
その成果は、チームの成績となって、52節の後にあわられて来ると思います。
J1昇格の歓喜を味わうのか、
昇格を逃したとしても将来への希望が持てるクラブになっているのか、
それとも、「レイソルって、J1にいた時期もあったんだよね」と
懐かしい思い出になってしまうのか。
もともと、ユースの充実や、強力なスポンサー企業など、
クラブとしての実力はあるだけに、
今後のフロントの動向を注目してみていきたいと思ってます。
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柏レイソル
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