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Jリーグ100チームを目指して

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Jリーグ特命PR部

Jリーグ2010特命PR部員 あちゃくん

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故意に負けるのは、スポーツマンシップに反する。

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今朝の日経新聞の記事。
「教頭が『負けろ』と指示 オウンゴール故意に6連続」
中学校のフットサル大会で、
決勝トーナメントの組み合わせを考えて、
予選リーグの最終戦を故意に負けたという内容。

ありえないでしょ、こんなこと。
なぜなら、スポーツマンシップに反するから。
スポーツマンシップとは、
 「ルール」
 「相手」
 「審判」
を尊重すること。
このスポーツマンシップと言う原則を外しては、
スポーツ自体が成り立たない。
詳細は、以前僕が書いた記事をご覧ください。
いま改めてスポーツマンシップについて考えてみる。

今回の件は、「相手」のことをぜんぜん尊重していない。
だから、スポーツマンとしてはあってはならないこと。
こういったことが、教育の現場で行われたのはなんとも悲しいこと。

僕にスポーツマンシップの意味を教えてくれた広瀬さんは、

「二十歳を超えた人間が、
 いまさらスポーツマンシップを身に付けるのは無理!
 なぜならそれは、美意識だから。
 子供の時の躾が大きな影響を及ぼすから」

と言われていた。
だとすれば、美意識を植えつけなきゃいけない子供の時分に、
学校の先生がこんな指導をしちゃいけない。

この新聞記事をきっかけに、
スポーツに関わる人は、もう一度スポーツマンシップについて考えてもらいたい。

いま改めてスポーツマンシップについて考えてみる。

「宣誓、 我々はスポーツマンシップにのっとり正々堂々と・・・」
甲子園などのスポーツの大会で、選手宣誓の際に、
よく聞かれるこの言葉。「スポーツマンシップ」。
この言葉、よく聞きはするけど、あらためて意味を問われると、
答えに窮してしまいます。そういえば、学校では教えてくれなかったよなぁ。

辞書(大辞林)で調べてみるとこの「スポーツマンシップ」、
『スポーツマンの備えているべき精神。』とあります。

なんだかわかったようなわかんないような説明ですねぇ。

この「スポーツマンシップ」という言葉の重要性に気づいて、
この「スポーツマンシップ」という言葉の普及活動をされているのが、
スポーツ総合研究所所長の広瀬一郎さん。
スポーツビジネスの世界でいろいろな実績を残されている広瀬さんが、
『この言葉の意味を正確に理解し、身に着けていくことは、
スポーツの強化にも繋がるし、ひいては、社会にも良い影響を与える』
という信念を持って、現在が力を入れていらっしゃるのが、

「日本の小学校段階でのスポーツマンシップ授業の普及」。
この普及活動を進めていくために、
広瀬さんは、ビデオ教材を作成し、
全国の小学校に配布するというプロジェクトを推進しています。

で、水曜日、僕はこのビデオ教材(ジーコ監督や加藤久さんも登場!)の
鑑賞会があるというので行ってきました。

特定非営利活動法人 横浜スポーツコミュニケーションズ主催

フットボール道場 番外編
スポーツ総合研究所作成 「スポーツマンシップ教材ビデオ」鑑賞会

広瀬さんも来て、制作にいたるまでの経緯や、
今後の展開についても語っていただけるというし、
実は、僕自身ここ最近読んだ本の中で、
一番文章がすーっと自分の中に入ってきた本が、
広瀬さんの『スポーツマンシップを考える 』という本だったので、

その本の内容が映像化されたものが見られる
そういった期待感も持って参加してきました。

そこで見てきたビデオ、その内容にほんと感動させられましたし、
考えさせられる事が多かったです。広瀬さんが小学生相手に
授業をしている映像がほとんどなのですが、
小学生でもわかるレベルでスポーツマンシップについて説いています。

ここでは、その僕が見てきたビデオについて
web上レビューをしてみたいと思います。

■まずスポーツとは

スポーツマンシップに含まれる言葉、スポーツ。
まずはこの言葉から考えてみましょう。
この言葉も、非常になじみがありますけど、
改めて説明しようとすると難しい言葉です。

「スポーツ」=「運動」だと思っている人もいるけどそれは違います。
赤ちゃんのハイハイは、運動とは言うけど、スポーツとは言わないから。
運動に何かが加わったもの、これがスポーツだといえるでしょう。
「スポーツ」=「運動」+「 ? 」
広瀬さんは「 ? 」に当たるもの、これは「ゲーム」だと説いています。
「スポーツ」=「運動」+「ゲーム」
じゃー、「ゲーム」ってどういうものなんでしょう?

■ゲームとは

ゲームとは、
 「ルールがあって」
 「自主的に・楽しむ・遊びであって」
 「競う」

ものだと、広瀬さんは小学生に語りかけてます。

で、ゲームが成り立つためには、次の3つが必要です。
 「ルール」
 「相手」

 「審判」
ゲームとは、競うものであるのだから、
どちらが勝者か基準となる「ルール」が必要だし、
当然、「相手」が必要だし、
どちらが勝者か判断する「審判」という第3者が必要になります。
これらのどれが欠けても
スポーツは成り立ちません。

■弱い相手に勝って楽しいか?

広瀬さんは、児童たちに聞きます。
「たとえばサッカーの試合で、
 ・自分たちよりも下の学年のチーム
 ・相手の主力がかけているチーム
 ・フルメンバーのチーム
どのチームに勝ったら楽しい?」と。
子供たちは答えます。
「フルメンバーのチーム」と。

そう、相手の強さを認めて、
それに勝つ、もしくは勝とうとするから
スポーツは楽しいのです。
相手の強さが認められない相手に勝っても楽しくはないのです。

■スポーツマンシップとは、尊重する心構え

スポーツは、強さを認めた相手に勝つから楽しい。
つまり、

 相手を認めること、
 相手を尊重すること

がスポーツにとってはそれが大事なことになります。
しかも相手も含めて、先ほどあげたスポーツに必要な3つ
 「ルール」
 「相手」
 「審判」

を尊重すること、これが必要になります。
これらを尊重すること、その心構え、これのことを

スポーツマンシップといいます。
尊重することがスポーツの根底には必要なのです。

■試合途中、選手交代を告げられたら

試合の最中、選手交代を告げられて、
ふてくされた態度を取ってしまう選手がいます。
これはスポーツマンシップがかけた態度だといえます。
なぜなら、

交代で出てくる選手を尊重した態度とはいえないからです。
交代で出てくる選手を尊重するのであれば、
その選手が気持ちよく活躍できるような態度をするべきなのです。
尊重する心構えがない人は、スポーツマンとは呼べないのです。

■スポーツマンはGood Fellow

イギリスの本には、
スポーツマンシップとはGood Fellowになることと書いてあるとのことです。

Good Fellowとはよき仲間という意味。
お互いが尊重しあえるから、
「Good Fellow=よき仲間」になれるのです。
だから、このスポーツマンシップという心構えは、
スポーツだけじゃなく、さまざまなことに通じるのです。
スポーツをやる人たちだけでなく、
スポーツを見ている観客や、その他の人たちにも
通じる考え方なのです。

このビデオを見ていた同時刻、
仙台スタジアムでは、ベガルタ対ヴォルティスが行われていました。
一部心無いサポーターが過激な表現を使ったダンマクを張り出したり、
試合後選手に向かって物を投げたりしました。
自分達の仲間に対してすら、尊重することのできない人達のニュースを聞いて、
僕は愕然としました。

確かに、僕も、気持ちのこもっていないプレーをする選手に対しては腹も立つし、
意味不明な選手起用をしている監督にはむかつくし、
ビジョンの見えないフロントには怒りを覚えます。

だけれども、だけれども、
暴力に訴えて言い訳がないでしょう。
個人に向かって「死ね!」なんてダンマク掲げるのはおかしいでしょう。

昨日、広瀬さんが言っていた言葉。

「二十歳を超えた人間が、
 いまさらスポーツマンシップを身に付けるのは無理!
 なぜならそれは、美意識だから。
 子供の時の躾が大きな影響を及ぼすから」
だから、広瀬さんは子供達にスポーツマンシップを
教えるプログラムを進めているのだという。

大人になってしまった僕たちにはもう
スポーツマンシップを身につけるのは手遅れなのかもしれない。
スポーツマンシップを身につける努力は無駄なのかもしれない。

でも、やる。やらなければならない。

よりスポーツを楽しむために。
よりスポーツがある幸せを感じるために。

皆がGood Fellowになるためには、
一人ひとりが考え、意識し、行動するしかないんだよ。